“盛岡中心部とは”


盛岡中心部(別名:盛岡中心市街地)とは,盛岡城築城以来400年を超える歴史を持つ地区であり,城下町としての歴史的・文化的資源があり,東西の丘陵地や北上川,雫石川,中津川などの自然環境に恵まれ良好な都市景観を有しているとともに,県内外から訪れる人々を迎える「まちの顔」です。

盛岡中心部は,古くから県都として政治,経済,教育,文化など多くの都市機能が集積し,盛岡市のまちづくりの核として都市活力の源となってきた地区であるとともに,歩いて行ける範囲に都市機能が集積し,他の地域と比べて高齢者等にとっても暮らしやすい生活環境が整っている地区となっております。

また、歴史や文化に由来した観光資源が豊富にあり,国・県・市などの行政機能が集積しているとともに,商業集積地として百貨店などが立地し,多くの商店街が形成されているなど,人々の交流の場としての役割を持つエリアとなっております。

盛岡中心部にある盛岡駅は岩手・青森・秋田の北東北3県の玄関口として、東北新幹線や秋田新幹線,東北本線,田沢湖線,山田線,花輪線,いわて銀河鉄道線のいずれも,盛岡市の中心市部地区域内に位置する「盛岡駅」が結節点となっており,盛岡市を訪れるための主要な玄関口となっております。

今後において、北東北の交流拠点都市であり県都でもある盛岡市の持続的発展のためには,盛岡の中心地として多くの産業や観光及び都市機能を有し,豊かな自然と文化を持つ盛岡中心部の活力の維持・向上を図ることが不可欠であります。特に,盛岡中心部は,盛岡市商業の要であり,日常生活のための商業機能のみならず,郊外型大規模小売店舗にはない伝統的工芸品を製造販売する店舗や様々な業種の老舗,さらには贈答用の質の高い商品を扱う店舗などが融合した商業機能を有しております。

このことから,盛岡中心部においては,各種の都市機能の充実とともに,商店街や個店の一層の魅力向上を図り,単に商品を購入する場所ではなく,歩いて楽しく,人と人との交流が持続できる賑わいのある中心地としての役割を担う地区を目指しています。

盛岡中心部においては,多様な世代が,徒歩・自転車,バスにより日用品等の買い物や病院への通院,娯楽など,日常的な生活を営むことができることから,便利で住みやすく,回遊性の高いコンパクトな都市エリアとしての役割を担うとともに,高齢により車を利用することが困難になってきた人々の受け皿としての役割を担うコンパクトシティー構想を持っております。

また,盛岡駅西口地区や盛岡南地区等の再開発地域にはない特色である,盛岡城築城以来続く豊かな歴史や文化,もりおか歴史文化館等の施設を中心とした観光機能の活用を推進するとともに,映画などの既存資源を活用しながら,人々の交流を促進するための機能の向上と活性化が図られています。

 盛岡中心部の人口推移ですが、人口は増加傾向にあります。国勢調査における盛岡市の人口推移を見ると,盛岡中心部は,近年のマンション棟数の増加により,平成2年から平成22年まで一貫して増加傾向にあります。盛岡市全域の人口は市街地開発等の推進により平成2年より平成12年まで増加傾向にありましたが,少子化等を背景として平成17年以降は減少傾向となっております。

しかし,市街化区域人口やDID地区(人口集中地区)人口は平成12年をピークに,平成17年には減少しましたが,平成22年には平成12年の人口に近い数値に再度増加しています。なお,盛岡中心部において大通地区や中央通地区など,人口減少が見られる地域もあります。

 一方で、世帯数は増加傾向にありますが,世帯員は減少しております。盛岡中心部の世帯数は,平成2年から平成22年まで増加傾向にあります。しかし,1世帯あたりの人員は平成2年の2.2人から平成22年には1.8人に減少しております。盛岡市全域の世帯数も,同様に増加傾向にありますが,1世帯当りの人員は,平成2年の2.9人から平成22年には2.4人へ減少している状況です。

 近年の変化として、盛岡中心部の宿泊施設の収容人員は増加傾向にあります。盛岡中心部内にはホテル・旅館等宿泊施設が35棟立地しており,収容者は5,419名となっておりますが,出張などで訪れたビジネス客を主要顧客とするシングルルーム主体のホテルが多く立地している状況です。

平成19年と平成24年を比較すると,施設数は減少しているものの,収容人員は増加しております。これは,盛岡中心部に2棟のビジネスホテルが新たに建設されたことによるものです。今後は,盛岡市を訪れる観光客のニーズを踏まえた取り組みが求められます。

 

盛岡市公式HP 平成29年3月24日変更 第2期盛岡市中心市街地活性化基本計画 参照